【No.11】束の間の恋の歌

曲概要

「束の間の恋の歌」は井澗昌樹作曲の吹奏楽曲です。

フォスターミュージックの「コンクール自由曲ベストアルバム5」というアルバムに収録されています。

度々コンクールで聴きますよね。

 

余談ですが今日5/13はメイストームデー。バレンタインから88日で別れ話を切り出すのに最適な日だそうです。

束の間の恋ですね。

この曲の推しポイント!

井澗昌樹といえば「恋愛」のイメージが強い作曲家ですね。(最近の作品はそんな印象も薄れてきましたが)

この作品も恋愛系です。

 

冒頭、衝動的な音楽で曲は始まります。

そこにHrnを中心にしてT.Sax,Euphと共に奏でるどこか物悲しいメロディが続きます。

そして、その激情は終盤に向かうにつれてどこか穏やかな雰囲気を漂わせるようになっていきます。

 

彼にとって恋とは衝動的なものなのでしょうか。

きっとそれが終わる瞬間は激しく弾けるのではなく、穏やかに冷めていく、ということなのでしょう。

 

曲解説も必見です。

全文は掲載しませんが、特に印象に残った部分だけ。

 

「凛と美しい百合の冠の下、そっと吹き抜ける風の色は、たまゆらエメラルド。」

 

「たまゆらエメラルド」なんて語彙を持っていることが素直に羨ましいです。

曲情報

曲名:束の間の恋の歌

作曲者:井澗昌樹

作曲年:2013年発売

この曲を一言で言うと:恋は激情

演奏歴:なし

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T